知的財産グループ
職種紹介
知的財産グループ
パチンコ機は特許の“塊”。そんな知的財産を守る仕事です
知的財産グループの業務は、開発者が生み出した発明を特許権利にするために、その必要書類を作成することです。書類を作成するために発明した開発者と打ち合わせを密にし、詳しい内容を書面に起こしていきます。そして完成した書類は特許庁に提出する手続きを行ってくれる特許事務所に依頼。特許庁から特許が認定されるまでは早くても2、3年はかかります。遅いものだと5、6年かかるものも。これはパチンコ機から生み出される発明がいかに多いのかを物語っています。当社でも1年に数十件ほどの特許申請を出すので、それがパチンコメーカー全体となると莫大な量。このようにパチンコ機は特許の塊と言っても過言ではありません。特許には独特の表現方法があり、また書き方ひとつで特許の範囲が狭くなってしまうことも多々あります。いかに広く特許の幅を取るかに腐心しますが、当社の考案した「発明」という知的財産を守るために努力を重ねていきます。
知的財産グループの仕事は特許の知識と論理的な思考が必要とされます
仕事フォトレポート
特許申請のための書類作成を主に、開発者との打ち合わせも行います
業務中は、発明を生み出した開発者と打ち合わせをし、その後、特許庁への出願書類作成に時間を費やします。パチンコ機に付けられたタイトル名が他社の商標権と重ならないか、使われている技術が他社の権利に抵触しないかなどを確認することも大切な仕事です。書類作成のために事例を調べる作業はなかなか大変です。膨大な資料から目当てのものを探しながら書類を作成していくので、思ったように進まないこともあります。
膨大な資料から参考事例などを探します
特許書類を作成するため、実際の機種を念入りに調べ、文章に反映していきます
特許には「知的財産六法」などの法律知識も必須。辞書で調べる作業も日常
求められるスキル
論理的な考察能力とそれを表現できる文章力が必要です
特許の仕事に必要なのは、まず物事を論理的に考察できる能力。そしてその論理的な考えを文章に表現できることが必須です。特許の申請書類には特許独自の表現方法もあるので、それを素直に受け入れ、書類に反映できる力も大切。さらに開発者と打ち合わせをする機会も多いので、コミュニケーション能力も必要とされます。開発者とうまく話し合いができなければ、当然完成度の高い書類を書くことはできません。その点において相手の真意をくみとり、こちらの意見も明確に述べる対話技術が必要になってくるのです。
この職種で扱う商品・サービス
独自の流れで動く特許作業は「権利を守る」ことで製品に貢献
特許の仕事は製品開発の業務や申請の業務とは別の流れで動いています。その理由は、製品開発のサイクルが1年で約数十機種のペースで進むのに対し、特許は先述のとおり、早くて2、3年、遅いと5、6年という長いスパンで進行するからです。特許の権利取得は大変厳しく、業界全体をその範囲として考えると特許出願数の数十%ほどしか認められないくらいです。しかし、特許取得は当社製品を守る大切な作業。当社の権利をしっかりと保護できるように開発技術部を陰で支えていくのが使命だと考えています。
(C)「哭きの竜」 能保純一/竹書房
「CR哭きの龍」等で特許を取った「盤面の玉流れ方法」
CR哭きの龍開発製品から得られる特許は基板ケースの構造を始め、様々な種類があります。「CR哭きの龍」等では、盤面の玉流れ方法で特許を取得。外枠に沿って走る玉がある突起をきっかけに2つの通路に振り分けられる、という内容です。
この職種の代表的なキャリアプラン
業務をこなすかたわら、特許権、商標権などを学習
まず特許権について学び、その後、商標権について勉強。著作権なども学んでいきます。知的財産権をより深く追求するとともに、開発者と対等に打ち合わせができるよう制御や構造などの知識を増やしてください。
| 研 修 | 機械の仕組みや開発の流れなどについて学びます |
| アシスタント | 教育係の下で特許権、商標権などを学びます。 |
| 実務担当 | 基礎力を付けたら、実際に担当を受け持ち、書類を作成。開発者との打ち合わせや実機調査を綿密に行います。 |
